【2024 年の収支差引はプラス?マイナス?】
その方々は「一部の収入を記帳・担当部分の支出のみ記帳」と回答
【できている項目は?】
保健衛生費調べをして感想をきく
保健衛生費の内訳でどの項目に入るか相談
全国友の会家計報告から
コロナ禍で迎える2 回目の全国家計報告となりました。最寄リーダーさんには点検を丁寧にし
ていただきました。コロナ感染が再拡大していたため、友の家で数人の最寄リーダーの方、家計グループの方には自宅で入力していただきました。また家計 G の方 と オンラインで 2回のデータ検討会を行いました。
12月末会員数 103 人 ところ、記帳調べは全員提出できました。家計報告は、 3 か月以上 の 記帳 で 提出できたは 74 人( 72 %)。 12 か月 で提出 できた人は 70 人( 68 %)です。 最寄全員が 12か月で提出 できたの は、八幡・ かぶら・ 飯塚・岩鼻です。 初提出は残念ながらいませんでした。昨年末に新入会の方もいますし、まだ提出したことのない 方 もぜひ今年は提出できることを願っています。
①のグラフは、年代別に、会員数に対して記帳している人、家計報告を 3 か月以上で提出した人、 12 か月で集計数に入った人の割合を表しています。 40 代の記帳者数が少ないことが残念です。教育費の山に向かう ・ 最中の大事な時期に家計簿をぜひつけましょう。 80 代 の方も しっかり家計簿をつけていることに驚きました。
②のグラフは、どの家計簿をつけているかです。前回と比較すると、手書きの家計簿・パソコン生活家計簿 が減り、 Kakei+ が増えています。2020年5月に kakei+ が発売され 、徐々に利用者が増えてきています。
③の円グラフは、記帳している 人・していない人それぞれの 2021 年の収支差引を見たもので
す。収支がたとえマイナスでも、何に使い、どのくらいマイナスなのか分かることはとても大切だと思います。年の途中まで記帳をしていたのに、提出に至らなかった方も残念ながらいました。
家計簿を見返すと、その時に家族が興味があったこと、健康状態など分かり、また数字はこの先のことを考える材料になります。家計簿は継続することが大事だなと感じます。まずは 1 月・ 2 月分から!みんなで声を掛け合いながら、家計簿記帳を続けましょう。
2020年全国友の会家計報告―高崎の集計からー
コロナ禍の1年、家計から見た特徴のある私たちの生活を報告します。
グラフ[予算を守れた人の割合(費目別)2018 から 2020 ] では、 大きく伸びているのが守れた費目です。 2020 年の大きな特徴の一つは食費です。副食物費と調味料費 の予算が守れた人 は約 30 %で 、 過去2年間と比べてとても低い数字です。逆に主食費は守れた人は増えました。夫の在宅リモートワーク・学校の一斉休校、家庭での食事が中心で外食にあまり出かけない様子がよくわかります。それに伴って調味料費も予算を上回ったのでしょうか。
こんなコロナ禍と言われた1年でしたが、高崎の12ヵ月 決算を見ると食費合計がすべて予算内でいつもと変わらない暮らしをしている人が何人もいました。夫が定年で日頃から自宅にいるというふたり暮らしの 世帯 が予算を守り やすかったかもしれません。しかし、その中でも例年 だと 食費予算が守れていた 70 代の予算オーバーが目立ちました。ステイホーム中、高い食材を使って食事を楽しんだという方もいましたが、コロナ禍ということで少し落ち着かないフワフワ感が食費を押し上げていたようにも思います。
守れた費目の中でも特徴のあるの は教育費・交際費・教養費・娯楽費で 、 交際費・教養費・娯楽費については使わなかった、というよりコロナ禍のため使えなかった、ということだと思います。近場で楽しむといった娯楽費の使い方をする人が多かったです。教育費はこの3年間を比べてみると 2020 年は大きく予算内に収まっているのが特徴です。予算外の急な出費があって予算を守りにくい費目ですが、昨年は一斉休校に伴い塾や習い事がお休みになったこと、また 3 月に予定していた発表会などの行事も中止になり月謝などの返金があったこと。遊学の大学生が一人暮らしのために借りたアパートはそのままに 、 実家からのリモート授 業で仕送り がなかったな
ど、 今回の教育 費は コロナ禍のくらしで費目が守れた特徴のある費目でした。
次に予算を守れなかった費目です。住居家具費は70 %の人が守れませんでした。予定にしていた家の修理やリフォームや家電の故障など、急な出費に対応したためのようです。純生活費の予算を 守れた人は集計数の半分以下 です 。副食物費・調味料費を守れた人が 30% だった こと、 金額の大きい 住居家具費をオーバーした人が 70 %いたことが純生活費を大きくしたのではないかと思います。2020年は経験したことのないコロナ禍、緊急事態宣言発令と不安な1年でしたが着実な生活を送るための家計簿記帳・記録は本当に大切になんだと実感した年でもありました。特に世の中が変わっても惑わされずに予算生活を守っている会員の暮らしを家計簿からみることができて、私もそうありたいとこの集計をして思いました。
10月月別集計のお当番は江木・中居最寄でした。個人用紙を見ていて副食物費の1人1日の金額にずいぶん差があることに気づきました。折れ線グラフは月別年代別1人1日副食物費の平均です。分布図は10月の1人1日副食物費を表わしています。最寄の一人づつのコメントとともに報告がありました。